01遺言書のすすめ【その2】
前回の遺言書のすすめ〈その1〉では、
遺言書の作成をおすすめしたい方の例や遺言書の種類についてご案内いたしました。
今回は、いざ相続が発生した時の必要な手続きの違いについてご説明いたします。
必要な手続きの違い(例)
[遺言書がない場合] | [遺言書がある場合] | |
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相続するのは誰か? | 相続人全員で集まって、亡くなった人の遺産について協議し、相続財産の分け方をきめます。民法での法定相続割合はありますが、相続人全員の同意があれば自由に決められます。逆に協議しても相続人の意見が一致しない場合は、調停になるケースもあります。 | 遺言執行者を中心に、遺言書と財産を開示し、遺言書に従い相続します。 |
相続財産について | 亡くなった人の財産をすべて調査します。不動産や預貯金、株式などはもちろんのこと、負債などの調査についても必要となります。遠方等に居住している場合は調査が困難なケースもあります。 | 一般的には遺言書を作成する際に財産を明確にしている場合が多いので、気になる部分(不足分など)のみの調査で済みます。 |
不動産名義変更登記の際 | 被相続人および相続人に関するすべての戸籍などが必要になります。また、法定相続割合以外での相続の場合、遺産分割協議書が必要です。 | 遺言執行者を中心に、遺言書+被相続人の亡くなったことの分かる戸籍+相続する人の戸籍や住民票等の最小限の証明にて登記できます。 |
銀行や証券会社の解約方法 | 被相続人および相続人に関するすべての戸籍など用意し、所定の解約書類に【相続人全員】が署名+実印にて押印が必要です。 | 遺言書+遺言書の内容によっては、所定の解約書類に遺言執行者の署名+押印のみで済みます。 |
相続人に未成年がいた場合 | 未成年は分割協議には参加できないため、未成年の親権者(父や母)がかわりに法定代理人として協議に参加します。ただし、親権者も相続人だった場合利益相反行為になりますので、裁判所へ特別代理人の申立が必要になります。 または、相続人全員が法定相続割合にて相続することになります。 |
遺言書通りの内容で相続します。 ※最小限の戸籍などは必要となります。 |
このように遺言書があるかないかで必要な手続きは大きく異なります。
遺言書作成にはルールがあり、自分で作るのは難しいし大変と思われがちですが、畠山事務所では分かりやすく丁寧に遺言書作成のサポートをさせていただいております。
相続する大切な家族のためにもぜひご検討ください。※初回相談無料です。
02花粉症
花粉症は死に至るほどの病気ではありませんが、生活の質が下がってしまうという問題があります。
くしゃみや鼻水、気分がボーっとするなどの症状に苦しめられ、熟睡できなかったり、暖かい季節にもかかわらず外出を控えるケースが増えてしまいます。
仕事においても効率や判断力の低下により、パフォーマンスが落ちてしまいます。
そんな花粉症の意外なメリット
花粉症をもつ人は、アレルギー症状のない人と比べて、すい臓ガン、大腸ガン、食道ガン、胃ガン、口腔ガン、子宮体ガン、脳腫瘍などの発症リスクが低下するとの報告があります。
ガンとアレルギーそれぞれの性質は異なりますが、2つの病気の発症メカニズムはどちらも「免疫システムの不調」が大きく影響しているようです。
花粉症が、ガンを防ぐ理由は十分に解明されていませんが、アレルギー症状を持つ人はガンに対する「免疫監視機構」が強化されている可能性があります。
人間の体内では、年齢とともに遺伝子に傷が積み重なり、毎日たくさんのガン細胞が発生しています。しかし、免疫細胞が常にガン細胞を監視し、増幅を防いでくれています。
花粉症患者の過敏な免疫はガン細胞にも敏感に反応し、殺傷力が高まっており、ガンの発症リスクを下げてくれているのかもしれないそうです。
自分の気づかないところで花粉症のおかげでガンのリスクを下げていると考えると、確かにしんどい花粉症ですが、メリットが1つでもあると少し苦しみも和らぐかもしれません。
花粉症はなぜ増えた?
花粉症がここまで深刻なのは世界でも日本だけ。
海外でも牧草地を中心にフダクサによる花粉症例はありますが、社会問題化するほどではありません。
日本で花粉症患者が増えた一番の理由は、戦後の日本でスギやヒノキの木が大量に植林されたことが挙げられます。戦後の復興や新たな都市開発などで大量の建設資材が必要となり、国が中心となって積極的にスギやヒノキの苗木を植林しました。特にスギの植林面積は広大で、面積にして約450万ヘクタールがスギ林と言われています。
スギは30年から50年で資材として使われる大きさに成長します。その時点で計画通り伐採されれば良かったのですが、安価な輸入木材におされるなどの理由で実際には相当数が成木として残り、結果として毎年春に大量のスギ花粉が飛散するようになってしまいました。国や各自治体でも、伐採や家花粉の少ないタイプのスギへの植え替えなどさまざまな対策を講じてはいますが、全部伐採するには300年から500年かかるとの試算もあります。
また、地球温暖化の影響で夏に猛暑が続くことも花粉の飛散量の増加に影響しています。
今まで大丈夫だった方も突然発症することもあります。自分は大丈夫と思わず、しっかり対策を立て予防しましょう。
03当事務所スタッフの・・・
わたしの熱い思い・・・
2019年に日本で開催されたワールドカップからのラグビーにわかファンです。
あの屈強な男たちのぶつかり合い、まさに戦いという感じです。痛々しくハラハラすることもありますがとてもかっこいいなと思っています。
普通に考えたらボールをもったまま、地面に倒れこむなんて大けが必至ですよね。自分は絶対無理!!と思いつつ(普通の人はみんなそうだと思います)、ラグビー選手のすごさに毎回感心するばかりです。
また、外国の選手が日本の代表として戦っている姿を見るのも、日本人として誇らしく嬉しい気持ちになります。
こんなルールもよくわかっていないような私でも楽しめるラグビーですが、昨年のフランス大会の盛り上がりを見ていて、私も現地で見てみたい気持ちが大きくなりました。やはりスポーツは生で観戦するのが絶対楽しい!ということで、次回のワールドカップの開催について調べました。
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開催国
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オーストラリア
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日程
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2027年10月1日~11月13日
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出場国数
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オーストラリア(開催国枠)+ 24か国
オーストラリア(開催国枠)の他に、
南アフリカ/ニュージーランド/イングランド/アルゼンチン/ウェールズ/アイルランド/フィジー/フランス/イタリア/スコットランド/日本 の11カ国は出場が決まっています。残り13の枠を各地域の国々が、予選で出場権を争います。
やりたいと思ったことをやらずに後悔するのはもったいないというポリシーのため、仕事の調整をしてなんとか現地で観戦したいと家族で計画中です。
今からとても楽しみです。いや、その前にジャパンリーグすら見に行ったことがないのでした!
まず国内リーグの応援からですね。
経理部 大越